森 熊五郎日記

2002年09月

■2002/09/25 (水) △最近は▽

 昨日は本社で今期の決算役員会。

 世間では倒産やリストラ・給料減額の話が絶えない。・・わが社に於いても先行きの不透明さや公共事業予算の削減を受け、年度始めに旅費や交通費・日当等の見直しを行い経費節減を実施した。

 今期の決算は昨年ほどの利益は無いが決算賞与が出る見通しがついた。この厳しい社会情勢に於いては上々の成果と言える。これも早め早めの対策を実施した結果のたまものと自負している。

 来期は今年以上に不採算部門の合理化の実施を早めに行いたい。・・・・時間は待ってくれない・・・・タイムリーにスムーズにをいつも念頭においている。

 

■2002/09/21 (土) △情報開示。▽

 9月17日の小泉首相訪朝に対して大多数の国民は良い成果を期待していた。結果は余りにも残酷、衝撃的なものであった。

 戦中の日本が犯した残酷、強制的に連行された慰安婦。・・そして今回の非戦争時に拉致された残酷。どちらが悲惨なのかと考えたりする。

 今は拉致の情報が新鮮なだけに正常化交渉の再開は時期尚早との判断が強いが自分としては小泉首相の判断を支持する。

 最近情報の開示が世間では問題視されている。日本ハム、東京電力の事件が冷めないその最中に今回の拉致事件の意図的な情報開示。

 今や一部の特権階級の人が情報を操作する事は許されない。開かれた情報を基にそれぞれの人が判断する事が必要と思う。そういう意味では北朝鮮の国民が最も悲惨な生活を強いられているかも知れない。戦中の日本と同じ一部の情報のみを・・しかも特権階級は体制の維持しか考えていない様に思える。

 国を支えているのは国民であることの基本的な思想が欠如している。

 国交正常化交渉は経済的支援のみが大きく論議されているが、今回の正常化交渉をきっかけに、もっと人的交流の拡大を図る必要がある。

 そして北朝鮮の国民が開かれた情報を基に意識が目覚め、現体制の崩壊を早めるきっかけになって欲しいと自分は思う。


■2002/09/20 (金) △講習会。▽

消極的戦法の積極的利用技術。

 先日ある講習会に出席した時の某大学学長の講演タイトル、タイトルからして一見矛盾する感があるがなるほどと頷く。

 構造物を設計するときに部材断面が許容値を満足しなければ一回り大きくして再度計算をするのが一般的である。構造節点の結合状態にもよるが、大きくすればさらに大きな断面力を受ける。さらに部材を大きくする。益々大きな断面力を受ける・・・・これはラーメン構造では常識であるが発想の転換を図ればなんて事はない。

 大きな断面力を受ける場所の構造系を変えるれば簡単。折れるところは前もって折っておく。
 自分を含め並の技術屋は、物事を見る目の方向が一元的になりすぎている。もっと多元的な目で設計をする必要がある事を言っているものと理解した。

 講師は人生経験豊、人の心をつかむ術を心得ている。果たして自分はどうか?と考える。自分はどうしても物事を一元的にしか見ることが出来ない、すぐムキになり正面に立つ。・・・それはそれでいいのかも知れないがもう少し柔軟に、しなやかになれたらと思う。

  柳は風に折れないし、負けて勝つ

  設計の要点(エネルギーの分散と吸収)
  設計の戦略(しなる、ゆれる、かわす、とおす)

    人間に与えられる最高の勲章は感激
       その感激はその人間自ら流した汗と涙の量に比例する

         汗・涙 = 感激
         出合・出番 = 人生


       久しぶりに目からウロコがポロリ。



■2002/09/09 (月) △気分は・▽

 昨日はゴルフコンペ
 インもアウトも出だしは好調だが・・・終盤で崩れる。

 精神力が持続しないな・・・・80台前半のスコアーを予定していたが・・結局は90になった。

うーん。短いのがダメだ・・・月一ゴルフとしてはこんなものかな。

 最近の俺の気持ちを反映しているよ。

 消化不良。スッキリしたい気分。


■2002/09/02 (月) △久しぶり▽

 久しぶりの日記更新。

 今日は午後から本社から営業部長が来た。決算を目前に控え来期の受注予測のうち合わせ。

午前中はOBと下うち合わせ・・・・
相変わらず甘い考え・・。
受注に対する意欲は全くなし・・・・
俺は腹の中では・・
やめてしまえと思った。

期待は出来ないな。

夜は何年ぶりか・・・パチンコをしたら2万も勝った。



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